ドッグフードに含まれる添加物について
愛犬が食べているドッグフードの成分、イマイチよく分からない飼い主さんが多いのはないでしょうか。
ただ、ドッグフードの成分を知っておかないと、愛犬の健康を害するフードを与えている可能性があるかもしれなため、注意が必要です。
多くのドッグフードの主原料は【肉】です。
一口に肉といってもどの部位かは細かくみる必要があります。
基本的には、処理された動物で汚染されていない人も食べられる部位を使用していますが、副産物と呼ばれる、動物の体から肉を取り除いた汚染されていない部分・精製されていない組織(各臓器)もあります。
ミートミールとは、主原料の肉・副産物の組織以外の血液・毛・爪・角・ひづめなどの部分を精製して脂肪を取り除いたもののことです。
しかし、粗悪品の場合、交通事故や病気で死亡した動物使用したり、成長促進剤など人工的な薬品を含んでいる場合もあるため、注意が必要です。
他にも米・玄米・とうもろこし・小麦・大麦などは【穀類】と表示されます。
【脂肪】と表示されいるものは、酸化してしまうと有害物質になるため、酸化防止剤・添加物投与対象となります。
ドッグフードによっては、野菜や果物を使用する場合もあります。
ドッグフードの添加物を知ろう
添加物の種類は沢山あるので、全てを知ることは難しいですが、体に必要な合成添加物はひとつもありません。かつて、ドッグフードには添加物使用が記載されていない場合が多かったのですが、2009年よりペットフード安全法が施行され、これによりすべての原材料(添加物含む)表示が義務づけられたのです。
それでは、添加物を摂取し続けることにより、体にとのような悪影響を及ぼすのでしょうか。
■エトキシキン
エトキシキンは、ゴムの生産に開発された枯れ葉剤の酸化防止剤です。
ビタミンEより優れた高酸化作用があるとのことですが、犬での使用は認められていても人間での使用は認められていません。
■亜硝酸ナトリウム
保存料・赤色着色剤として使用されています。
魚卵・魚肉・食肉に含まれているアミンという物質と胃の中で化学反応を起こすと、協力な発がん性物質が生じます。
■グリシリジン・アンモニエート
安全性が確認されていない甘味料で、人間の使用は禁止されています。
■没食子酸プロピル
フードの損傷を遅らせるために使用する化学物質ですが、肝臓に悪影響を及ぼす可能性があります。
購入前にパッケージをチェックしよう
ここで紹介した添加物はほんのわずがです。しかし、これだけでも添加物が体に良くないことが分かりますよね。
ドッグフードを購入する際や購入した後など、どのような添加物が使用されているのがパッケージを確認してみると良いでしょう。
分からない添加物も、調べるとどれだけ体に悪影響を及ぼすのかも分かります。
愛犬にいつまでも健康で長生きしてもらうためにも、添加物は注意深くみていくことが必要かもしれません。
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